Saturday, May 1, 2021

Sports English #018

Kikuchi had every pitch in his arsenal working against Houston, but none more than his cutter, which generated 21 called strikes and whiffs.

このMLB.comの記事の第4段落より。

上記の文のarsenal, cutter, called strikes, whiffsの意味は、下記の通りです。

解説

arsenalは、

英辞郎によると、
  1. 貯蔵武器[兵器]
  2. 武器庫、兵器庫
  3. 備品、在庫、蓄積、宝庫
  4. 〈米俗〉《野球》〔投手の〕持ち球
武器庫等の意味から、「投手の持ち玉」の意味が納得いくでしょう。

cutterは、cut fastballの省略なので

英辞郎によると、
《野球》カットファストボール◆鋭く速く曲がる速球。スライダーとカーブの中間。
「鋭く速く曲がる速球」という説明は正しいのですが、「スライダーとカーブの中間」は間違いです。
英語のWikipediaのよると、cut fastballは、
This pitch is somewhere between a slider and a four-seam fastball, as it is usually thrown faster than a slider but with more movement than a typical fastball.
すなわち、
この球種は、スライダーとフォーシームファストボールの中間に位置する球種です。一般的には、スライダーよりは速いが典型的な速球より変化が大きい。

called strikeは、

英辞郎によると、
《野球》見逃し[見送り]のストライク◆【参考】swing and miss

whiffは、

英辞郎によると、
  1. かすかな匂い、ほのかな香り
  2. 名残、かすかな痕跡
  3. 〔ひとときの〕そよ風、〔息などの〕ひと吹き
  4. 〔香りや匂いの〕一嗅ぎ
  5. 《野球》空振り三振
  6. 《ゴルフ他》空振り、ウイッフ
野球のwhiffの意味は、おそらく3番目の定義に由来するのでしょう。

したがって、問題文の意訳は、

ヒューストンと対戦した菊池投手の全ての持ち球が効果的だったが、その中でも21の見逃しストライクと空振りを生んだカット・ファーストボールは特に良かった。
になります。

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